AudienceOne®では、AudienceOne®内で保有する3rdパーティデータだけでなく、様々なパートナー企業が保有するデータ(2ndパーティデータ)を活用して、マーケティング施策などに活用いただくことが可能です。これは「AudienceOne® Data Exchange」としてサービス提供しています。
今回は、株式会社エイチーム引越し侍が運営する『引越し侍』のアクセスログデータを元にした、「引越関連」データの活用方法について、ユースケースを交えながらご紹介します。
なお、Data Exchange で取り扱うデータを広告配信で活用する「AudienceOne Connect®」サービスに関しては、サービスサイトをご参照ください。
「引越し侍」について
『引越し侍』は、株式会社エイチーム引越し侍が運営する年間ユーザー数約80万人(2019年1月時点)の引越し見積もり比較・予約サイトです。引越し侍では、入力条件に対応した引越し会社を口コミや料金で比較し、以下の2サービスが利用されています。
- インターネットで引越し予約ができる「予約サービス」
- 最大10社からメールや電話で見積が届く「一括見積もりサービス」
『引越し侍』を利用するユーザーは引越し予定者であり、20-30代・単身世代の会社員が主な利用者となります。ユーザーの7割以上がスマートフォン経由でアクセスしています。また、利用者数は2月~3月にピークを迎え、その期間の月間ユーザー数は通常期の約2倍である10万人前後(2017年時点)を記録しています。
※引越し侍媒体資料(2019年1月-3月)
「引越し関連データ」を使ってできる事
セグメントとしては、直近1か月で『引越し侍』を閲覧したユーザーを抽出した「引越し侍_閲覧ユーザー」が利用できます。
またご要望に応じて、下記の通り柔軟にセグメントをカスタマイズ可能です。
- 引越し予定時期:月毎に設定可能(例:2019年8月)
- 世帯人数 :1人、2人、3人、4人以上で選択可能
- 都道府県 :「現在の居住地」「引越し先」について、各都道府県を選択可能(地方毎の選択も可能)
- 建物タイプ :「現在の居住地」「引越し先」について、アパート、マンション、戸建て、タワーマンションを選択可能
「引越し時期」や「引越し先エリア」等、引越し予定者のデータを活用し、様々な広告プラットフォームでのターゲティング広告配信が可能です。引越し侍を利用するユーザーは引越し予定者の為、新生活を控えたユーザーに対して訴求をすることができます。
想定されるユースケース
『引越し侍』を利用するユーザーのデータを活用した広告配信を行うことで、よりペルソナに近いユーザーに効率的にアプローチすることが可能です。
ここではユースケースとして3つご紹介します。
① 電力会社:引越しに伴う電気乗り換え訴求
「引越し予定層」に向け、新生活での電力会社乗り換え層をターゲティング
※セグメント「引越し侍_閲覧ユーザー」
② 家具量販店:引越しに伴う家具の買い替えを訴求
「引越し人数:3人」OR「引越し人数:4人」を抽出し、ファミリー向け家具買い替え層をターゲティング
③ 高速バス・飛行機・新幹線チケット比較サイト:遠方への引越し予定層へ自社サイトの訴求
「現在の都道府県:九州」AND「引越し先:東京」AND「引越し時期:10月」のユーザーを抽出しターゲティング
なお、絞り込みの要素が増えすぎると、十分な配信ボリュームを確保できず、効果が出せないケースがあります。カスタマイズしたセグメントは、拡張して配信することも併せてご検討ください。
参考記事:
まとめ
『引越し侍』ユーザーデータの活用により、「引越し時期」「世帯人数」「引越し先」「現在の都道府県」等、引越し予定層に向けたセグメント設計・ターゲティング広告配信が可能です。
引越し条件について詳細な指定を行い柔軟にカスタマイズできるデータになっておりますので、ご興味がございましたら、ぜひお気軽にお問合せください。
関連URL
- AudienceOne Connect®/Data Exchange についてのお問い合わせはこちら
- AudienceOne Connect® サービスサイト
- AudienceOne® Data Exchange サービスサイト
- 引越し見積もり比較・予約サイト「引越し侍」