LiveRamp

ポストクッキー時代の共通IDソリューション

LiveRamp とは?

ポストクッキー時代に向けた実効性のある解決策として、広告主・媒体社・データプロバイダーに対し確定データID(RampID)をベースとした次世代データエクスチェンジ環境「LiveRamp Safe Haven」、および媒体社に対し、広告在庫の潜在的価値向上を実現する「LiveRamp ATS」を提供します。

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確定データをベースとした固有ID「RampID」

企業が会員登録時等に取得・保有するメールアドレスなどのデータを非可逆にハッシュ処理し、独自のアルゴリズムで企業ごとの固有ID(RampID)を生成します。推測による仮想IDではなく確定IDとなるため、広告配信活用時には高い精度でのターゲティングの実現が可能になります。

RampIDはプライバシーとセキュリティを最優先に考慮されています。同じメールアドレス等の情報からRampIDを作成された際も、企業ごとの固有のIDになるため、万が一ID情報が外部に漏洩、盗取された場合でも元の個人ユーザーの識別やマッチングはできません。海外ではRampIDの普及が進んでおり、従来の推計による仮想IDと比べても遜色ないデータ量を保有しています。

 

確定データをベースとした固有ID「RampID」

 

セキュリティが担保されたデータエクスチェンジ環境

さらに大きな特徴としては、固有IDとしてのRampIDのみならず、企業間のデータエクスチェンジおよびデータクリーンルームの用途としても機能する環境「LiveRamp Safe Haven」が、特別な構築をせずとも元より実装されている点です。安全な環境でデータをコントロールできるこの仕組みを用いることで、企業はデータ流通を行い、データビジネスを展開することができます。

LiveRampソリューションは、多重ハッシュ処理により技術的に安全なデータエクスチェンジを担保しているものの、ID生成前の元データがメールアドレス等の確定データであるという性質上、ユーザー同意取得を前提としています。

 

セキュリティが担保されたデータエクスチェンジ環境

 

主要なDSP・SSP事業者との接続

MediaMath、Criteo、The Trade desk、Logicad等、RampIDで接続可能な国内外の主要大手DSP事業者とのデータ連携・取引が可能です。媒体社様においては、「LiveRamp ATS」を使い、ログイン認証をきっかけに、ログインユーザーIDとして使われているメースアドレスからRampIDを作成し、ターゲティングやRampIDで取引できるSSPでの在庫販売も行うことができます。

 

主要なDSP・SSP事業者との接続

 

なぜ今「RampID」を導入すべきか?

1. 広告主・データホルダー様向けの提供価値

データクリーンルーム機能も持つ「LiveRamp Safe Haven(LSH)」の導入により、企業間・業界間でセキュアなデータエクスチェンジが実現でき、自社ユーザーの解像度を向上することが可能となります。
また、LSHによって生成されたセグメントはRampIDベースであり、プラットフォーマーやプログラマティック向け配信に即時利用可能なため、マーケティング施策利用の可用性の向上を見込めます。

2. 媒体社様向け提供価値

自社サイトに「LiveRamp ATS」を導入することでユーザーのログイン時にRampIDを作成し、ユーザーのインプレッションに識別可能な新しいIDを結びつけることで、OS/ブラウザ/デバイスに依存しない高単価配信が可能となります。
また、他のIDソリューションの実装をサポートすることが可能なため共通ID同士の入札競争が生じ、平均CPMの大幅な向上も期待できます。
ユーザー(会員ID)規模の大きい媒体社様では、広告主・データホルダー様同様にLSHを導入いただくことで、データマネタイズの可能性創出、データエクスチェンジによる自社ユーザーの解像度向上や、PTD(パブリッシャートレーディングデスク)展開時にデータ利用によるビジネス成果の向上が見込めます。

3. 海外・国内のプラットフォーマー導入状況

アメリカ・イギリスなどの海外先進諸国では、LiveRampのソリューションを導入することはスタンダードとなりつつあり、主要プラットフォーマーでの実装が完了しております。
日本国内でもプラットフォーマーの多くが準備段階にあり、今後ますますRampIDを用いた広告配信や活用の拡大が想定されています。

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