個人情報データベース等とは、個人情報を含む情報の集合体のことで、次に掲げるものをいう。
１ 特定の個人情報をコンピューターで検索できるように体系的に構成したもの
２ コンピューターを用いていない場合であっても、五十音順に索引を付して並べられた顧客カード等、個人情報を一定の規則に従って整理することにより、他人によって特定の個人情報を容易に検索可能な状態に置かれているもの
【個人データベース等に該当する事例】
１ ユーザーIDとユーザーが利用した取引についてのログ情報が保管されている電子ファイル（ユーザーIDを個人情報と関連付けて管理している場合）
２ 従業員が、名刺の情報を業務用パソコン（所有を問わない）の表計算ソフト等を用いて入力・整理し、他の従業員等によっても検索できる状態にしている場合
３ 氏名、住所、企業別に分類されている市販の人名録
【個人データベース等に該当しない事例】
１ 従業員が、自己の名刺入れについて他人が自由に検索できる状況に置いていても、他人には容易に検索できない独自の分類方法により名刺を分類した状態である場合
２ アンケートの戻りはがきで、氏名、住所等で分類整理されていない状態である場合
出典：
個人情報の保護にかかわる法律第十六条
個人情報保護法に関する法律についてのガイドライン（通則編）2-4
個人情報保護委員会FAQ
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