Yahoo!DMP と AudienceOne の連携で実現する新しいデータドリブンマーケティング/2016年春 DAC媒体説明会レビュー

 2016.06.28  adtech管理者

今回は2016年春 媒体説明会特集です!第3弾は当日の登壇内容のご紹介です。今回はDAC トレーディンデスク局長の谷垣が登壇させていただいたセッション、「Yahoo!DMP と AudienceOne の連携で実現する新しいデータドリブンマーケティング」についてお届けします。AudienceOneにおける2015年度のアップデート状況、また今回の連携において何が実現できるようになったのか?についてお話しています。

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ビッグデータを活用するために

近年、オンライン、オフラインで蓄積されたデータが膨大な量に達し、それをマーケティングに活用する重要性が高まっています。しかしながら、ほとんどの企業では様々なデータが企業内外に散在しており、そのデータを使える部署や企業も跨ってしまうため、マーケティングにおけるデータ活用が進まない実態があります。そんな中で登場したのがDMPと呼ばれるソリューションです。

ご存知の方にはおさらいとなりますが、DMPには一般的に2種類あり、企業の内部にある自社データの管理に強みを持つプライベートDMPと、外部データの収集に強みを持つパブリックDMPがあります。AudienceOneは、自社データと外部データの両方を兼ねた「ハイブリッドDMP」として、広告主様や媒体社様に幅広く活用いただいているプラットフォームになります。

またAudienceOneは「豊富な外部データを保有している」という点が特に他社のDMPと異なります。

月間4.5億ユニークブラウザ、3,000万アプリ広告IDのデータを保有しており、月で約1兆レコードの行動ログという莫大なデータ量を日々蓄積しています。それによって、マーケティングで活用・分析しやすい約1,000の属性・嗜好性クラスタを作成や、検索キーワードを軸にしたターゲット作成なども可能になっています。

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機能の強化という観点では、特に「オーディエンス拡張」に力を入れています。2014年から国立情報学研究所と共同での研究開発を行うなど、独自の拡張アルゴリズムを開発し、その成果が様々な広告主様のDSP配信で実績として表れてきている状況です。結果、DACが運用するDSP、MarketOneにおいては、AudienceOneデータを活用した広告配信が、売上構成比で8割を超えるまでに成長しています。DAC内では、すでにデータを活用した運用型広告の配信は当たり前になったと考えています。

それではここで、実際の活用ケースをご紹介します。
1つ目は転職サイトでの事例です。このクライアントは、リターゲティングだけではなかなかCVを最大化できないという課題を抱えていました。それに対して、AudienceOne独自のCV拡張配信を実施。結果、グラフのようにリターゲティングよりCPAを低く抑えながら、数10倍のCVを獲得することに成功しました。

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またある化粧品通販では、複数のDSPで「オーディエンスの拡張配信」の比較テストを行いました。結果、CTR、CVRともにAudienceOneによる拡張の効果が最も高く、CPAについても一番安く安価になった、というデータが出ています。

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このように外部データに強みを持つAudienceOneですが、更なる強化のために日々データの開発・連携を推進しています。その中でも、大きく分けて4つのデータ領域、①購買データ、②調査パネルデータ、③位置データ、③クロスデバイスデータ、を注力しています。

まず1点目は購買データです。AudienceOneでは、これまでAdobe AnalyticsやGoogle Analyticsのアクセス解析ツールとの連携でオンラインの購買データを取得してきましたが、2015年10月よりCCCマーケティング様と連携し、オフラインでの購買データとの連携も可能になりました。これにより、MarketOneでも全国49万店舗でのリアルな商品購買に基づいた広告配信、リアルプロファイリング広告を提供することができるようになっています。

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2点目は調査パネルデータです。これまでの興味関心セグメントは、オンラインの行動によって定義してきましたが、複数の調査会社と連携し、調査による興味関心セグメントを作ることができるようになりました。例えば、今年話題となっている電力自由化などで、「気になっているがアクションはしていない人」といったセグメントを作成し実際にテスト配信を行っています。このような形で、生活者の深層心理・意識に基づいた、ターゲットの分類、広告配信が可能になりました。

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3点目は位置データです。これまでの位置データは、ユーザーがアクセスした「点」を基に位置を把握するだけでしたが、昨年シンガポールのニアー社と提携し、ユーザーがどのように移動しているか?といった、移動データをスマホアプリから取得しています。その結果、ユーザーのよりリアルな行動から、精度の高いプロファイリングが可能になり、また新たなクラスタを開発できるようになりました。

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最後が、クロスデバイスデータです。これまで、会員情報などがない限りは、デバイス間のユーザーを紐づけて特定することは困難でしたが、確立推計によって、複数のデバイスを同一ユーザーとして紐づける、推計技術の特許を取得しました。これにより、デバイスをまたがる広告配信や、レポーティングが可能になる予定です。

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2016年度のAudienceOne

このように新しいデータを、新しいコミュニケーションチャネルで活用できるよう、データ活用先でも連携を強化してきていますが、2016年非常に大きな連携を発表させていただきました。それが、「AudienceOneとYahoo!DMPとのデータ連携」です。この連携によって、これまでご説明したようなAudienceOne独自のデータを、巨大なトラフィックを誇るヤフー様のチャネルで活用することが可能になります。

AudienceOneの企業データ・独自データと、Yahoo!のチャネル、MarketOneがつながることになりますので、これによりできるようになることとして2つ大きな柱があります。1つ目はAudienceOne企業データとYahoo!データの連携、2つ目はAudienceOne独自データをYahoo!広告へ活用です。

まず1つ目の「AudienceOne企業データとYahoo!データを連携」についてです。
AudienceOneで管理されている広告主様の企業データをYahoo!DMPへ連携することで、ヤフーが保有する、属性・検索・ショッピングなどの行動データを使って、精度を高めることが可能になります。それらを「YDN」「Yahoo!DSP」「MarketOne」といった大規模なプラットフォームで活用が可能で、自社サイトのデータとYahoo!JAPANのマルチビッグデータを組み合せた新しいリターゲティング配信が実現できます。

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2つ目が「AudienceOne独自データをYahoo!広告へ活用」です。
AudienceOne独自の拡張セグメントや、リサーチパネルによる興味関心セグメント、位置情報によるプロファイルセグメントなどをYahoo!DMPへ連携することが可能となります。これにより、「YDN」「Yahoo!DSP」などヤフーのプロダクトにおいて、(それらのセグメントに対して)広告配信が可能になります。

そして、ヤフーのマルチデバイス拡張機能を利用することで、AudienceOne独自データを、マルチデバイスに拡張して広告配信を行うことも可能になります。これにより、効果の高い独自セグメントを、マルチデバイスに拡張し、ユーザーのタッチポイントを増やすことが可能となります。

AudienceOne_Yahoo!連携_2

AudienceOneと、Yahoo!DMP、2つのDMPの連携が実現する新たなデータドリブンマーケティングを是非ご活用ください。

今回ご紹介した内容にご興味を持っていただいた方は、以下よりお問い合わせください

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