LINE公式アカウントの友だちを増やすコツ

 2022.03.22  PORTL編集部(トーチライト)

LINE公式アカウントを運用するうえで、もっとも重要な存在となるのが「友だち」。
友だち追加をしてくれた顧客に向けて商品やイベントなどの情報を配信することで、その企業や商品について認知され、来店や購入してもらうきっかけを作ることができます。

しかし、LINE公式アカウントを運用する際に
「友だちを増やすには、どのような施策をしたらよいかわからない」
「友だちを簡単に増やす方法はないか?」
といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

今回は、そんなお悩みを解決するヒントとなる
「LINE公式アカウントの友だちを増やすコツ」を3つご紹介します。

※:本記事はトーチライト運営の「PORTL」の記事を一部編集の上、転載する形で掲載しています。

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 なぜ、友だちを増やすことが必要なのか?

LINE公式アカウントの活用においては、友だちを増やす施策は定期的に行う必要があります。

定期的に運用している企業で「自社アカウントの友だち数をもっと増やしたい!」という目的のある場合はもちろんのこと、「自社が配信したメッセージに好反応な友だちを増やしたい」「顧客それぞれに合わせた情報を発信したい」という目的で運用している場合でも必要です。

なぜなら、既に友だち追加してくれている顧客が「その企業のLINE公式アカウントで発信している情報の関心度が下がった」「アカウントの引き継ぎの都合などユーザー環境によりメッセージを届けることができなった」というケースがあるため、定常的に友だちを増やす施策を行わないと、友だち数がどんどん減少してしまうからです。

 TwitterやInstagramといった他のプラットフォームでは、ユーザーは企業アカウントをフォローせずとも過去の投稿を確認してからフォローするか判断出来るのに対して、LINEは友だちになることで初めてLINE公式アカウントから情報を受け取ることが出来る仕様(※1)になっています。そのため友だち追加してもらうための施策を実施しないと、ユーザーが情報を受け取ることができません。一方で、一度友だちに追加してもらえると、より深いコミュニケーションが可能になることがLINEの最大の強みでもあります。

 アカウント運用を継続して行なうために、ブロックユーザーを減らす施策を考えるのではなく、友だちを増やすための施策を定期的に取り入れて、届けたい情報を届けるべきユーザーに向けて発信できるようにすることが重要です。
次項から「LINE公式アカウントの友だちを増やすコツ」を3つご紹介します。
pic-01【A-6】

※1:LINE VOOMを除く

コツ1:たくさんの友だちを獲得できる『スタンプ配布』

1つ目のコツは『LINEスタンプの配布』です。
「友だち数をもっと増やしたい!」という目的がある場合、LINEスタンプを配布は効果的です。LINEスタンプをきっかけに、企業や商品を認知していなかった顧客がLINE公式アカウントの存在を知り、友だち追加につなげることができる可能性があります。

 ただし、友だち数を増やしたい時には非常に効果的である一方で、LINEスタンプ取得が目的で友だち追加したユーザーはブロック率が比較的高く、ターゲットとしている層の友だち以外も大量に入ってくる可能性があります。このような友だちに対しては、キャンペーンやアンケートから企業への興味・関心が高まるようなメッセージを配信する施策を併せて行なうことで、新たな層のファンを獲得することができます。

 

 

コツ2:効果の良い「友だち追加」経路の発見

2つ目のコツは『効果のよい流入経路(友だち追加経路)を見つける』ことです。
顧客に対して、LINE公式アカウントで友だちに追加をする機会をたくさん提供しておくことで、皆さんが運用しているLINE公式アカウントの認知度向上や友だち数の増加が期待できます。しかし、ただ友だち追加が出来る機会を増やすだけでなく、ユーザーが「何をきっかけに友だち追加したのか」を計測して「反応が良い施策は何か」を分析し、友だち獲得施策として効果的な施策は何かを把握することが重要です。

「友だち獲得施策として効果的な施策」を知るには、流入経路別での反応計測という方法があります。例えば店舗ごとに異なるQRコードを設置することで、LINEの管理画面から「どの店舗経由で追加された友だちが多いのか」「店舗ごとに誰が友だち追加されたか」を把握することが可能になります。 加えて、DialogOne®︎といったメッセージングAPIに対応しているツールを利用して流入経路を計測すると、計測したデータを用いて流入元別にメッセージ配信を出し分けることが可能となるため、効率の良いメッセージ配信を行うこともできます。pic-02【A-6】またリアル店舗では、友だち追加をすると割引やプレゼントといった特典を得られることや販売員が顧客に友だち追加を促し継続的なコミュニケーションのきっかけとなるなど、友だち追加をするきっかけと機会が多くあります。さらに、来店した顧客はその店舗に対して興味がある可能性が高いため、ブロック率が比較的低いことも特徴のひとつとして挙げられます。

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DialogOne for LINE ご紹介資料

 

コツ3:『LINE広告出稿』で効率よくアプローチ

3つ目のコツは「LINE広告の出稿」です。
LINE広告には『友だち追加』という、LINE広告を通じてLINE公式アカウントの友だちを獲得することが出来る広告があります。友だち追加ごとに課金されていく広告を活用することで、アカウントとの親和性が高いユーザーに向けて広告を配信することができます。効果的かつ効率のよい手法のひとつで、 ⾃然な流⼊により関⼼度の⾼い友だち獲得が⾒込めます。 

pic-03【A-6】

参考:LINE Business Guide_202201-06

またLINE広告では、クロスターゲティング(※2)の機能を用いて、LINE公式アカウントのメッセージ配信の結果を基に類似拡張した広告配信が可能です。メッセージ配信の反応が良かったユーザーセグメントに近しい属性の顧客に広告を配信することで、興味・関心が高い可能性があるユーザーを効率的に集めることができます。

 例えば、メッセージにクリックしたユーザーのセグメント群を作成すると、そのセグメントに近しいユーザーに向けて広告を配信するため、メッセージへの反応が良いユーザーに対して効率よくアプローチすることができます。店舗に来る顧客とは違う層のユーザーにアカウントの存在をアピールすることができることも魅力のひとつかと思います。

※2:クロスターゲティング:LINE法人サービス同士のデータ連携により、ユーザーが行ったアクションに基づくアプローチが可能になるサービス。以下の記事でクロスターゲティングの具体的な活用事例について紹介しています。

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おわりに

いかがでしたでしょうか?
今回は、LINE公式アカウントの友だちを増やすコツを3つご紹介しました。

  • たくさんの友だちを獲得できる『スタンプ配布』
  • 効果の良い「友だち追加」経路の発見
  • 『LINE広告出稿』で効率よくアプローチ

 上記のポイントを押さえていただき友だち追加されやすい施策を日々模索していくことで、友だちが増えるだけではなく、御社のサービスに関心の高い友だちが集まる可能性が高くなります。ぜひ参考にしてみてください。

※本記事はトーチライト運営の「PORTL」の記事を一部編集の上、転載する形で掲載しています。


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