マルチデバイスに対応したターゲティング広告配信を実現する「クロスデバイス機能」のご紹介

 2018.06.29  デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社

はじめに

現在スマートフォンの普及により、多くのユーザーがスマートフォンによるWebブラウザの閲覧やアプリを利用する機会が急増しています。Webブラウザではユーザーの行動がCookie IDベースで蓄積されるのに対し、アプリではモバイル広告ID(スマートフォンアプリにおける端末識別子)ベースで蓄積されます。Webブラウザとアプリで同じユーザーが行動してもIDが異なり、別々のユーザーとして蓄積されるため、Webブラウザとアプリを横断したユーザーの行動を把握することが難しくなっています。

マルチデバイスが前提となるデジタルプロモーションにおいて、Webブラウザとアプリ間のデータが分断されてしまうことは大きな課題となっています。

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AudienceOne のクロスデバイス機能について

DACが開発・提供するDMP「AudienceOne」は、Webブラウザ(Cookie ID)では4.8億ユニークブラウザ、アプリ(モバイル広告ID)では9,000万ユニークIDもの膨大なデータを保持しています。

この膨大なデータ量を活かし、Cookie IDとモバイル広告IDをマッチングさせる「クロスデバイス機能」を開発しました。

AudienceOne のクロスデバイス機能は、Cookie IDとモバイル広告IDのクロスデバイスを実現しています。これにより収集したCookie IDベースに作成したセグメントに対してクロスデバイス変換し、モバイル広告IDベースのセグメント作成が可能になりました。

クロスデバイス機能を用いた AudienceOne Connect の利用について

これまで AudienceOne Connect の利用はWebブラウザ上の行動を収集したデータは、前途の通りWebサイトの広告枠へのターゲティング配信にしか利用できませんでした。

しかしクロスデバイス機能によってモバイル広告IDベースでセグメント連携が可能になったことで、Line Ads Platform (以下、LAP)や Twitter といったアプリメディアの広告枠へのターゲティング配信が可能になりました。

つまり、Webブラウザ上の行動を収集した1stパーティデータをセグメント化することで、サイト訪問ユーザーをページ、リーセンシー、フリークエンシーごとにセグメントを作成して、アプリメディアにもリターゲティング広告を配信することができるようになったのです。 

また、Webブラウザから取得するデータ量と比較してアプリから取得するデータ量は少ない傾向から、セグメント化して広告配信するにはボリュームが足りず、ターゲティング配信に活用できるケースが限られていました。しかし、AudienceOne のクロスデバイス機能を用いることで、Webデータを基に生成された AudienceOne が保有する約1,000種のセグメントを利用して、アプリメディアへ属性・興味関心項目や郵便番号単位での位置情報を組み合わせたターゲティング配信が可能になり、より効率的なデジタルプロモーションを実施できます。

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実際に、現在 LAP へのセグメント連携で多くの代理店にこの AudienceOne Connectをご利用いただいています。

事例はこちら⇒

 クロスデバイス機能の利用方法

実際のクロスデバイス機能の利用方法をご紹介します。

事前にクロスデバイス対象のCookie IDデータを「ウェブセグメント」として登録しておきます。

そのウェブセグメントを「アプリセグメント」作成時にデータソースとして選択し、条件に加えて登録するだけで完了です。

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このように管理画面上で簡単にクロスデバイス機能をご利用いただくことが可能です。

もちろん、ベースになるウェブセグメントの情報が更新されると、クロスデバイス変換後のアプリセグメントも最新の情報に更新されます。

まとめ

クロスデバイス機能によって、AudienceOne が保有している3rdパーティデータをLAP や Twitter といったアプリメディアへの広告配信に利用することが可能になりました。

また AudienceOne が保有している3rdパーティデータに限らず、オウンドメディアサイトや自社のプライベートDMPを AudienceOne に連携することで、1stパーティデータを利活用することが可能です。

さらに、現在(6月28日時点)のクロスデバイス機能はCookie IDからモバイル広告IDへのクロスデバイス変換のみ可能ですが、近日中の AudienceOne 機能リリースによって、モバイル広告IDからCookie IDへのクロスデバイス変換も管理画面からできるようになります。

これにより、Webブラウザ上の行動をベースにアプリメディアの広告枠へターゲティング広告を配信するだけでなく、アプリの行動をベースにWebサイトの広告枠へもターゲティング広告を配信することが可能になります。 

AudienceOne ではセグメントの組み合わせ次第で広告配信における様々なターゲティングのニーズに対応することが可能です。プランニングのお手伝いもぜひDACで対応させていただければと思いますので、ご興味をお持ちいただけましたら以下よりお問い合わせください。

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