Sherpaで実現するFacebook広告の運用改善/2016年春 DAC媒体説明会レビュー

 2016.07.07  adtech管理者

今回は2016年春 媒体説明会特集 第4回です!最終回となる今回は、当日の登壇内容のご紹介、トレーディンデスク局の正地が登壇させていただいたセッション「Sherpaで実現するFacebook広告 運用改善について」をお届けします。Sherpaに関しては何度か取り上げさせていただいていますが、今回は新しくリリース致しました「Split API」を活用した昨日についても紹介させていただいています。

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当日の登壇の様子

正地:DACのFacebook広告は、サービス提供を開始した2012年度以降、順調に売上を伸ばしています。2015年度においては、前年比では200%超を達成することができました。

運用にはDACグループのトーチライトで開発をしておりますSherpaを活用しています。SherpaはFacebook社認定のマーケティングパートナーとして開発を行っているソリューションです。広告効果改善に役立つ機能を複数持ち合わせており、大きくは「ターゲティング」と「クリエイティブ」の2点がポイントとなり躍進をささえています。

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まず「ターゲティング」です。

Facebookにおけるターゲティングは、3種類あります。

  • コアオーディエンス :登録情報、行動履歴を基にターゲティング
  • カスタムオーディエンス :広告主保有データ 、リターゲティングを活用
  • オーディエンス拡張 :Facebookで取得した データの拡張

ただFacebook広告はターゲティングの精度が高すぎるため、ターゲティングのしすぎはシュリンクをうみ、同一のターゲットだけでは案件がスケールしないという課題がありました。その課題を解決すべくSherpaでは、CCLA(キャンペーンCV類似オーディエンス)※1というオリジナルの拡張機能を提供しています。

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※1:機能の詳細は、過去紹介記事をご参照ください。
 【2015年春 媒体説明会レポート】”Sherpa”で実現するFacebook広告運用改善

CCLAは大変ご好評をいただいており、DAC案件における導入率は2016年4月時点で全体の案件の約36%を占めています。効果としても「誘導」「獲得」「アプリインストール」のいずれの案件において実績を出しています。

2016年1-3月の平均実績で申し上げますと、

  • 誘導案件:CPC約20% down
  • 獲得案件:CPA約18% down
  • アプリインストール案件:CPI 約32% down

といった結果になっています。

続いて「クリエイティブ」です。

広告効果改善には、ユーザーに対して適切なクリエイティブを見つけることが必要です。

しかし、通常のアカウント構造の中でABテストを実施する場合、複数の広告セット(抽出されたターゲティング)間でユーザーの重複が発生しまう、という問題がありました。

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それに対する解決策としてSherpaでは「Split API」を使った機能を新たにリリースしました。

こちらはFacebook社のマーケティングサイエンスチームとの取り組みのなかで、トーチライト社に先行して提供されたAPIとなります。この機能を活用することにより、重複なく広告セットを作成(ユーザーを分割)することが可能となります。

たとえばTVCMのターゲットがM1層だった場合、通常クリエイティブテストを行おうとすると複数素材が同じユーザーに重複リーチしてしまい、それぞれの効果が把握できないという状況がありました。しかし、「SplitAPI」を活用することでTVCMとWeb限定動画でターゲットをスプリットすることが可能となりますので、それぞれで効果把握が可能となります。

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また、これは入札戦略にも活用が可能です。

これまでは、同一クライアントで複数ブランドの広告を配信する場合、同一クライアントでの入札競合が発生し効率的な運用ができないとう課題がありました。そこで「Split API」を活用することで、入札競合を回避した運用や予算配分が可能となりました。

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1つ事例をご紹介させていただきます。

「某ECサイト様」にて実施させていただきましたクリエイティブ検証事例ですが、本検証においては、Facebookユーザーに対して広告クリック・コンバージョンに影響を与えるクリエイティブ要素の調査を実施しました。検証設計として、7つの構成要素と複数の検証要素をFacebook社と協力し、統計学の分析手法を用いて16パターンのクリエイティブで検証を実施しました。

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16パターンのクリエイティブを、Split APIを用いてターゲティングである女性を分割して配信を行い、配信終了後のレポートでは、キッチン・インテリア用品を複数使用したクリエイティブが最もユーザーの広告クリック・コンバージョンに影響を与えることがわかりました。

この結果を用いて、今後の施策としてクリエイティブ派生パターンやブロード配信への活用を予定しています。

DACでは、Facebook広告をDAC経由でお申し込みいただいた場合、 Sherpa基本機能を無償にてご提供いたします。ぜひこの機会にお試しください。

関連リンク

今回ご紹介した内容にご興味を持っていただいた方は、以下よりお問い合わせください。

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