【2015年春 媒体説明会レポート】"Sherpa"で実現するFacebook広告運用改善

 2015.05.29  adtech管理者

アドテクを中心として広告業界のトレンドについて発信をする『DAC AD TECH BLOG(アドテクブログ)』。
今回は、5/13(水)にDACがベルサール六本木にて開催致しました、媒体説明会(東京会場)にて、弊社Facebook広告担当の高野が登壇させていただいたセッション、「“Sherpa”で実現するFacebook広告運用改善について」をお届けします。

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Facebook広告の伸長とそれに伴う課題

高野:「Facebook広告は2012年度から2014年度に掛けて広告出稿が大幅に伸長。2015年度においても、引き続き広告出稿は更に増加することが予想されています。広告出稿が増加することで案件管理が煩雑になり、また広告効果に対しても期待値が高まっていることが考えられます。」

このようなFacebook広告の運用課題として、純広告と異なり下記2点が求められていると説明。
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①作業効率の改善
掲載イメージの確認や案件に合わせた速報値の作成・進捗状況の確認などによる広告会社への負担が大きいこと。
②広告効果の改善
案件のKPIの合わせたCTR、CVRなど掲載中の配信結果を見ながらの配信が必要となること。
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高野:「DACでは、Facebook APIパートナー※1ツールであるSherpaを活用して広告を運用することによって、この2つ課題の改善が可能です。また、高い広告効果を見込んだ新たな配信手法の先行利用が可能となります。」
※1:Facebook社が認定している公式パートナーのこと。DACグループでは100%子会社であるトーチライト社が2014年7月にFacebookAPIパートナーとして認定され、Facebook広告運用管理ツール「Sherpa」をリリースした。

Facebook広告運用の課題に対する、Sherpa独自の打ち手について

アドマネージャーによる管理ではなく、「Sherpa」を活用することのメリットについて、高野は次の2点について説明した。

①Sherpaによる作業効率の改善

-「レポート画面」「投稿一覧画面」「アナリティクス画面」の開放
リアルタイムに案件の予算投下状況の確認ができるため、入札単価の調整などを即座に対応が可能。また掲載イメージ取得に関しては、従来はキャプチャなどでメールでのやり取りをするしか方法のなかったが、投稿一覧画面が開放されていることでSherpa内で確認可能となった。
オーディエンスの選択においては、アナリティクス画面の開放により、例えば100通り以上のセグメント出稿をした場合でも、効率的な組み合わせを視覚的に捉えられることが出来るように。これにより、最適なオーディエンスとクリエイティブの組み合わせを算出することが可能となった

高野:「これらの活用により、案件数が拡大した際においても、全体的な作業効率の改善に繋がっております。このような点を評価され、現在30社以上の広告会社でご利用頂いています。」

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②“Sherpa”による広告効果の改善

広告効果改善のために、Facebook広告では「ターゲット」「入札単価」「クリエイティブ」の3つの要素を分析・検証することが重要なポイントとなっている。その中で、「ターゲット」における効果改善について説明。
Facebookでは実名制の登録を行っているため、登録情報に基づいた精度の高いターゲティングが可能。第三者機関の調査でも、そのターゲティング精度は約9割の正確性を持つという結果がでている。この制度が高いFBが高いのターゲティングは主に以下の3つと紹介。

  • FBへのユーザーの登録情報や行動履歴を元にした「コアオーディエンス」
    -性別、年齢、地域、趣味関心、行動、デバイスなどを元にターゲティングを実施。
  • 広告主の保有データを活用した「カスタムオーディエンス」
    -顧客データや購買履歴、自社サイトへの訪問履歴、アプリの利用情報などを元にターゲティングを実施。
  • Facebookで取得したデータを活用した「オーディエンス拡張」
    -カスタムオーディエンスやCVタグに接触、FBページのファンに類似したユーザーに拡張。

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高野:「3つの項目はFacebookのアドマネージャーでも設定ができるターゲティング項目です。Sherpaでは3つのターゲティング項目はもちろんですが、APIパートナーメリットである『新しい配信手法の先行利用』―広告配信実績を元にした類似拡張オーディエンスを作成できるキャンペーンコンバージョン類似オーディエンス(Campaign/Ad Set Conversion lookalike Audience)、『CCLA』と呼ばれる新しいオーディエンスの拡張機能です。この機能は『オーディエンス拡張』において、獲得効率が倍になる実績を持ち、追加予算獲得に活用できる、新たなオーディエンス作成機能です。」

CCLAの活用により、キャンペーン効率を大幅に改善!

高野:「CCLAは大きく3つの特長があります。『キャンペーン単位の類似拡張』、『動的にオーディエンスの質を改善』、『広告目的に沿ったユーザーデータを活用できる』という3点です。」
それぞれの特徴については下記のように説明した。

①キャンペーン単位の類似拡張

従来の類似拡張では、1種類のCVタグを埋めている複数キャンペーンを掲載していた場合に、全てのCV結果を元に、CVをした全員の類似ユーザー拡張を行う。
CCLAでの拡張は、1種類のタグを埋めている複数のキャンペーンを掲載していても、最も効果が良かったキャンペーンのみで取得したCVユーザーのデータを元に拡張ができる。つまり、最も効果が良いキャンペーンだけを選択して類似拡張が可能となる。

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②動的にオーディエンスの”質”を改善

CCLAでは、1回目の類似拡張を行う際は、広告配信からデータ収集、拡張へとつながる流れとCVを蓄積してCVユーザーデータで拡張を行う迄の流れは従来の拡張配信と同様である。2回目以降に関しては、拡張時に掲載中のキャンペーンを含めることで拡張以降の配信で取得したCVデータをオーディエンス作成に活用することが可能。動的に新鮮なデータでリフレッシュしながらオーディエンス拡張を実施できる。

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③広告目的に沿ったユーザーデータの拡張

従来のFacebook広告における類似拡張のデータ項目は「顧客データ」、「サイト訪問履歴」、「モバイルアプリ利用」、「CVタグ反応ユーザー」、「ページのファン」の5項目だけとなり、拡張元のユーザーデータの種類は限定されていた。また、タグの設置やSDKの設定を行わなければデータ取得ができないなどがハードルとなっていた。
CCLAでは、FacebookユーザーのIDベースで取得してきた情報を、実際に配信を行ったキャンペーンに結び付けることが可能である。そのため、広告設定をする上で選択できるキャンペーン目的単位でデータ取得が可能だ。出稿目的に沿ったユーザーデータを配信実績ベースで取得していくことで、広告主の独自の配信データとして次回出稿や予算増額へ繋げることが可能。

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CCLA活用事例

すでにCCLAに関しては導入により実績が出ているという。
ここでは当日紹介された実績を紹介。

【ECサイト】 出稿目的:キャンペーン応募

キーワード配信、リターゲティング配信を並走させていたが、獲得効果が悪化。キーワード・リターゲティング対象ユーザーでのアクションが見込めないと考え、キーワード・リターゲティングでアクションしたユーザーの類似オーディエンスを作成。
⇒実際に広告経由でアクションしたユーザーに類似したユーザーに広告が配信されたため、アクションが促進させられ、最終的に「獲得コスト70%削減」となった。

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【通信キャリア会社】 出稿目的:Facebookページへの「いいね」獲得

配信方法をリターゲティング配信のみ限定して単価を維持していたが、前半はリターゲティングを中心に実施していたが、効果が悪化。過去に効果が良かったキャンペーンと新規キャンペーンの両方を対象にCCLAを実施。
⇒最終的に「いいね獲得率1.5倍」、「いいね数1.4倍」、「獲得コスト50%削減」という結果に。

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「Sherpaの利用に関しては、Facebook広告をDAC経由で申込のあった場合、Sherpaのレポート機能と併せCCLA作成機能を無償にて提供致します。CCLAは、SherpaがAPIツールだからこそ実現可能な機能です。DACは、この機能を活用し、広告配信効果拡大へと繋げ、広告会社、広告主に貢献をしていきます。」というメッセージで、高野は本セッションを締めくくった。

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以上、弊社高野による「Facebookアドの運用改善」についての登壇内容をお届け致しました。

今回ご紹介した内容にご興味を持っていただいた方は、以下よりお問い合わせください。

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