「MixChannel」福山さま、勝原さまインタビュー/DAC媒体説明会 登壇メディア紹介

 2015.11.27  アドテクノロジーブログ

アドテクを中心として広告業界のトレンドについて発信をする『DAC AD TECH BLOG』。今回は2015年秋 ≪媒体説明会 登壇企業≫特集。第二回目は、女子中高生の中で大人気の動画サービス「MixChannel」を展開されていますDonuts福山様、勝原様へのインタビューをお届けします。サービスの立上げ背景や人気の秘訣、そして今後のサービス展開までお話いただきました。

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女子中高生に圧倒的な支持を得ている動画コミュニティサービス「MixChannel」とは?

はじめに、「MixChannel」についてお教えください。

福山:MixChannelは、モバイルに特化した日本最大級の動画コミュニティサービスです。動画再生機能・動画編集機能・ファンコミュニティ機能の大きく3つの機能をもっています。ユーザ自身が動画編集・投稿をしたり、他の投稿を見たり、気に入った投稿動画があったらその動画投稿者をフォローすることができます。

2013年12月にリリースし、現在までに約430万ダウンロード※1を達成しました。MixChannelでは月間約5億5千万回も動画が再生されており、国内のスマートデバイスにおける動画再生数が非常に多いサービスへと成長しています。

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※1:2015年10月現在

MixChannelはどのようなユーザーが利用しているのでしょうか。

勝原:MixChannelは ユーザの約8割以上を10代女性が占めており、「女子中高生のメディア」であると言えるかと思います。また、関西や九州のユーザが多いのも特徴で、これは「おもしろいユーザ」が関西に多いため、それに引っ張られる形で関西方面のユーザが伸びているのが理由かと思われます。

ユーザの利用特徴についてはどうでしょうか。

勝原:MixChannelユーザの利用の特徴についてですが、大きく2つあると考えています。ひとつめは利用時間についてです。MixChannelの利用時間は午後11時にピークを迎えるのですが、この時間から、テレビのゴールデンタイムが終わった後に、自分の部屋に戻って利用することが多いのではないかと考えています。電車の中やお昼のタイミングではなく、“MixChannelに集中している時間“があるのは大きな特徴であると考えています。ヘビーユーザに関して言えば、1日のアプリ利用時間が1時間と非常に多くなっています。

ふたつめの特徴は、音声を出して利用するユーザが多いことです。普段スマートデバイスを利用しているとき、例えばニュース関連のコンテンツを見ているときは基本的にミュートの状態だと思うのですが、MixChannelの場合は音声をONにしているユーザが全体の80%近くと非常に多くなっています。あるスマートデバイス調査では、音声をONにしているユーザの動画広告視聴完了率はOFFのユーザに比べて1.5倍高いというデータもあるので、 とても親和性が高いと考えています。実際にMixChannelユーザは、4月から開始した動画広告をポジティブに捉えているようで、掲載していた動画広告のパロディ動画を投稿するケースも見受けられますね。

MixChannelにはどのような動画コンテンツがあるのでしょうか。

勝原:MicChannelでは、様々なカテゴリの動画コンテンツが再生されています。例えば、本サービスが注目されるきっかけとなった“カップル”動画というジャンルについてですが、10代カップルが自分たちのことを、例えばデートしている場面等を撮影・編集してUPしている動画です。これは全体の中で2~3割程度を占めています。もともとはこのカテゴリがメインコンテンツでもありましたし、テレビでもフューチャーされていますが、だんだんと他のカテゴリが増えてきていますね。たとえばダンス動画(まこみなの双子ダンス※2など) や“面白“ネタ等の投稿などはその一例です。最近特に美容メイクに関する動画等”HOW TO”ものの動画コンテンツが増えてきている印象があります。

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※2:まこみなのMixChannelアカウントはこちら

広告メニューについて教えてください。

勝原:広告メニューは主に二つあって、先ほども話に上がりました プレミアム 動画広告※3とインフィード広告※4を展開しています。動画広告は、MixChannelのTOP画面に表示されるプレミアム広告です。1週間 100万回の再生保証でオーバーレイ表示※5の動画広告となります。上述したように動画視聴完了率は高く、平均で20%~30%、以前のキャンペーンでは2週間で80万リーチを到達するなど、リーチ数も魅力的です。インフィード広告は、動画カテゴリページ内の広告として展開しています。ファッションや女子向けコミック・ゲーム、学習系、オーディション系などが案件としては多いですね。こちらは差し替え等も可能ですので、クリエイティブを変えてCTRを高くしていく等の対応も可能です。

※3 プレミアム動画広告:10代ユーザに広く強く訴求できる、ブランディング用の広告商品。MixChannelのトップ画面最上部に位置する。
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※4 インフィード広告:コンテンツとコンテンツの間に表示される体裁の広告。MixChannelでは、アプリインストールやLP遷移等に特化したパフォーマンス用の広告商品として販売。MixChannelアプリの動画一覧画面に位置する。

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※5 オーバーレイ表示:常時画面の上か下に広告が表示されるスマートデバイスの広告フォーマット

若者文化から誕生した「MixChannel」

MixChannel誕生の背景について教えてください。

福山:MixChannelというサービスを作ろうと考えたのは2013年の春頃です。当時よりスマートデバイスが爆発的に普及し始めており、かつその中でYouTubeを筆頭に動画というトレンドが出てきていました。そういった中、今後「モバイル発の動画サービス」が有り得る時代になるのではないかと考え 、サービスを立ち上げようと決めました。

サービス立ち上げの際に、北米で既に流行っていたモバイル発動画サービス「Vine」※6等を参考にしていましたが、ただそれに似通ったようなサービスを展開するだけでは、日本人には受けないだろうと感じていました。「Vine」は即興でショートムービーをつくり、共有するサービスですが、日本人は即興で何かを作るよりも、細かな部分まで徹底して作品を作り上げることが得意で、またそれをとても好む傾向にあると思うからです。

そこで、“リアルタイム性”ではなく“作りこみ”要素を濃くしたサービスに着手しました。

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※6:モバイル発動画サービスVine(link)

冒頭でも利用ユーザの80%が10代女性とありましたが、なぜこの層がここまで増えたのでしょうか。

福山:様々な試行錯誤の結果、“プリクラ”や“デコレーション”が好きな若い女性にフォーカスした、“作りこみ”要素の強い動画サービスをブラッシュアップしてきたからだと思います。 このサービスを流行らせるためには、スマートデバイス上でいかに動画をつくってもうらかがとても大事になってくるのですが、“デコレーション”感覚で動画を編集できるサービスであれば、好んで作ってもらえるのではないかという発想にたどり着いたんです。そこから若者文化に適応した動画編集サービスに機能を特化させていきました。

また、これも日本人の特性の一つかと思うのですが、2ちゃんねる、ニコニコ動画、Twitterをはじめ「匿名」ベースのゆるやかなコミュニティサイトが今まで受け入れられていたことをうけ、ニックネーム制のコミュニティサービスとしてサービスを展開していこうと考えました。

このサービスが拡大していく中で、有名な人も出てきていますよね。

福山:面白い動画等を投稿するユーザが「人気者」としてコミュニティ内で目立ち、またその反対に「ファン」ユーザも存在し両者がコミュニケーションを取り合うようになっています。人気なユーザは17 万人のフォロワー数を抱えているケースもありますよ。

サービス拡大のために、 どのようにしてMixChannelはユーザを獲得してきたのでしょうか。

勝原:サービスリリース当初はそこまで大々的なプロモーション等はしていませんでした。人気モデルに、実際にMixChannelを使ってもらってSNSで拡散してもらったり、Twitterでの出稿などを少しずつ実施していき、ユーザを獲得していきました。
また、 MixChannelが拡散していった理由の要素として、リリース当初から MixChannelにはコミュニケーションの上手い人がリリース当初から集まったことも大きいと考えています。たとえば、一般的な中高生に彼氏・彼女がいるかという質問をすると、平均だと2,3割がいると回答するのに対して、MixChannel中高生ユーザは6割以上がいると回答しています。LINE含むSNSでの総フレンド数は200名以上と、大人顔負けのつながりの広さをもっています。そういったコミュニケーション上手な、情報拡散力の強いユーザが当初より集まったこともあり、今のようにユーザが増えてきたのだと思います。

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今後のサービス展開についてお教えください。

福山:サービス全体としては、今よりも更に、女子中高生の熱狂度を高くしていきたいと考えています。熱狂度を高めていくために直近ですと2つのコミュニケーション機能を充実させていこうと思っています。

1つは、トレンドを生み出す機能です。今はカテゴリ毎に動画が投稿されるようになってきています。 今後は何かのはやりに乗っかって 動画を投稿できるようなサポートをしたいです。まだまだ一般人が人気になる時代であるはずなので、この時代の流れを活用しながらトレンド機能によってコミュニケーションを活性化していきたいと考えています。広告的な話もここに紐付いてきますが、お題を提供する等、コンテンツにもかかわっていくような部分で広告商品を展開できればと考えています。

2つ目は、人気な投稿者とファンのコミュニケーションをより一層深められるような機能です。今は人気ユーザとファンは、Twitter等他のSNSをまたいでコミュニケーションをしていることが多いのですがMixChannelでより濃い コミュニケーションが できるようにしたいです。

今は女子高生の2人に1人が使っているサービスに成長しましたが、将来的には、女子高生ならだれもが使っているようなサービスへ進化させていきたいと考えています。

福山様、勝原様、ありがとうございました。

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