導入必須!?GA4のご紹介~ UA(ユニバーサルアナリティクス)との比較 ~

 2022.02.25  デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社

※2022年3月25日(金)更新

]Webサイトのアクセス解析ツールといえば、Googleアナリティクス(以下、GA)を導入しているサイトが多いかと思います。現行のGAであるUniversal Analyticsの計測が、2023年7月1日以降はできなくなるということがGoogleから発表され、慌て始めた方も多いのではないでしょうか。

今までGAを使っていたけど、これからどうしたらよいの?という方や、GAの最新バージョンについて知りたいという方は、ぜひこちらの記事をチェックしてみてください!

Googleアナリティクス 4 プロパティとは

「Googleアナリティクス 4 プロパティ」(以下、GA4)は、現在のGoogleアナリティクスの最新バージョンの名称です。サイトに実装するタグの仕様によって世代を区分すると、第4世代となるため「4」という名称がついています。

そのひとつ前の世代が「Universal Analytics」(以下、UA)と呼ばれるもので、多くの方々が慣れ親しんでいるGoogleアナリティクスのバージョンの名称です。UAは、当初「analytics.js」というタグでした。それが、2017年に「gtag.js」が生まれ、2つのタグで設定できるバージョンとなります。UAとしては、analytics.js でも gtag.js でもレポートで分析できることに違いはありません。gtag.js が登場した当時は、アナリティクス以外のGoogle製品(主に広告系のソリューション)と共通して使用できるタグの形式という認識でした。

それから2020年に「App+ Web Property」という名称でGA4のβ版が提供され始めたことをきっかけに、gtag.js がUAとは全く別のアナリティクスの仕様も提供することになりました。これが最終的に名称が変更され、「GA4」となったのです。

GA4はデータの計測方法がUAまでの計測方法とガラリと変わりました。すでに導入してみた方は、なぜこんなにも変わったのかと苦悩している方もいるのではないでしょうか。もちろんこれには理由があります。デジタルプラットフォームやデバイスの多様化により、今や企業側はWEBサイトだけでなく、自社でアプリも保有するようになりました。そのため、WEBだけではなくアプリも横断して利用するユーザーが増え、そのユーザーの行動を統合して捉えたいニーズが出てきました。GA4は、現在のデジタルプラットフォームの計測に関わる環境の変化とそれを取り巻く課題を解決するために、計測方法を変えるに至ったのです。

UAとGA4の仕様の具体的な違いにつきましては、弊社資料ダウンロードに詳細にまとめておりますので、ご興味ある方はぜひお取り寄せください。

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導入のメリット

では、UAの後継版となるGA4のメリットをご紹介いたします。

GA4は、現在のデジタルプラットフォームの環境変化とそれを取り巻く課題を解決するために変わったと前述しましたが、変わったのは計測方法だけではありません。

具体的には、クロスプラットフォーム・クロスデバイス計測への対応、Googleシグナルの活用、Googleの機械学習モデルの活用等々。昨今のデジタル領域で大きく話題となっているブラウザのトラッキング規制に対応できる仕組みも備わっています。

弊社が考えるGA4の三大特徴は以下の3点です。

①クロスプラットフォーム

クロスプラットフォームとは、UAではアプリとWebサイトはGAのプロパティがそれぞれ別の独立した環境となっていたものが、GA4では同一のプロパティで計測できるようになります。また、ユーザー一人ひとりにIDが存在するサイトでは、そのIDをGAのユーザー識別子としてデバイス横断の分析を、アプリとWebでできるようになります。

②機械学習を用いた予測指標

Googleの機械学習を用いることで、GA4では予測指標が使えるようになります。例えば、一定のコンバージョンデータが集まると、その実績を元に今後サイト内で購入してくれそうなユーザーや売上貢献の高い可能性のあるユーザー等、条件に当てはまる対象を把握することができます。また、それを広告サービスに連携することができます。

③無償版でのBigQuery連携

GA4では無償版でもBigQueryにデータ連携ができるようになったため、他システムとのデータ連携がしやすくなり、活用の幅も広がることが考えられます。(UAではBigQueryへのデータエクスポートは有償版限定の機能です)

GA4独自の各機能の詳細をダウンロード資料にまとめております。ぜひお役立てください!
また、具体的な活用事例については、今後のブログ記事でご紹介できればと思います。

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導入のハードル

一方GA4導入には、現状いくつか課題もあります。
GA4は今までのバージョンと同じく、無償版を利用できます。むしろ有償版が日本ではまだリリースされておりません(2022年4月以降リリース想定)。そのため、GA360(UAの有償版)を契約しているアカウントでは、有償版限定の機能がGA4では実現できない可能性がありますので注意が必要です。

また、既に無償版で gtag.js のUAを利用しているサイトでも、GA4を利用するには既存のタグに改修が必要になります。そしてその改修こそがGA4導入において大きな障壁になりやすいのです。
GA4は、これまでのGoogleアナリティクスとは別のツールといっても過言ではありません。UAと同じ gtag.js でも、計測の仕組みがこれまでのGAとは全く異なるため、基本的な指標の数値も異なります。目標設定やイベントを使っている場合は、その計測方法も再設計が必要になります。

基本指標の見方から変わってくるため、GA4のレポート画面は、UAのそれとはデザインが異なります。正直なところ、ある程度の技術的仕様を理解しないと正しいレポートが出せない難しさもあります。UAを使いこなしている皆さんでも、学習コストがかかる可能性が高いでしょう。

今後の展開予想

すでに発表があったように、UAの計測は2023年7月1日をもって終了となります(有償版は延長リクエストをすることで10月1日までは延長可能)。
UAとGA4は同じGoogleアナリティクスであっても、データが共有されないため、過去のデータを移管することができません。そのため、新しいGA4をメインで活用する時に向けて、とりあえずデータを早くから貯め始めることが重要と言えます。特に前年同月比での数値比較をしたい方は、それも見越して早めにデータ収集を始める必要があるでしょう。

UAからGA4への過去データの移管ができない
ツールの使い方が大きく変わっているためGA4のデータに慣れる期間が必要
UAとGA4の数値はピッタリ同じにならない可能性もあるため数値検証を行う
という点において、1日でも早くGA4を導入するに越したことはありません。
ただし、計測方法が変わったため、UAと近しい数値を見るためには、GA4の構造を理解してイベント設計をすることが重要です。
DACでは、既に複数の企業様に対し、上記で取り上げたようなハードルをクリアしながらGA4を導入した実績がございます。サイトの特性に合わせてGA4 をご活用いただけるよう、導入・運用等をサポートいたします。ご興味がございましたら、ぜひお問い合わせください。

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