LINE上のアクションデータと「CDP」との自動連携を開始ー新サービス「DialogOne® Connect」をリリースしました

 2021.09.28  デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社

プレスリリースでも発信させていただきましたが、このたび企業が保有するCDP(カスタマー・データ・プラットフォーム)などの自社データベースとDialogOne®を自動連携させるサービス「DialogOne® Connect」の提供を開始しました。
これにより「DialogOne®」で取得した企業のLINE公式アカウントでのアクションデータを自社データベースにシームレスに取り込み、マーケティングに活用することが可能となります。

本記事では、「DialogOne® Connect」提供の背景や活用イメージについてご紹介します。

サービス提供背景

情報セキュリティ・プライバシー保護への関心が一層高まる中、企業のマーケティング活動では、自社で保有するユーザーデータの活用や、プラットフォーマーの提供するIDに注目が集まっています。LINE公式アカウントにおいては、フォローしているLINE公式アカウントごとにユーザーに付与され、「1ユーザー = 1ID」でデータが管理できる識別子「ユーザーID」の価値が高まっています。

DACが開発・提供している「DialogOne®」は、コミュニケーションプラットフォームであるLINEと連携した、メッセージング管理ソリューションです。 LINE公式アカウント上でのアクションデータ(友だち追加・削除の履歴データ等含む)を「ユーザーID(uid)」に紐づけて保有できるため、「DialogOne®」を導入している企業は、オプトインしたユーザーのアクションデータを様々な形でマーケティングに活用できます。

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・自社データをLINEでのコミュニケーションに活用するには
記事詳細はこちら>>

 


一方、企業の自社データベースと「DialogOne®」を連携させてLINE公式アカウント上でアクションデータを管理する場合、多くの工数とコストをかけてアカウント毎にカスタム開発を行う必要がありました。そのため、自社で保有しているデータをLINE上で活用するには大きなハードルがありました。

そこで今回「DialogOne® Connect」の提供を通じて、自社データベースとの接続をシームレスに実現。uidをベースとしたマーケティングのサポートを開始しました。

 

DialogOne® Connect 概要

前述の通り、従来はDialogOne®とCDPの連携を行う際は、多くの工数とコストをかけてカスタム開発を行う必要がありました。DialogOne® Connectをご利用いただくことにより、多くの工数とコストをかけてアカウント毎でのカスタム開発は不要となり、シームレスにCDPとの連携が可能となります。
具体的には、以下の通りです。CDP連携-1

 

1)DialogOne®で取得したアクションデータをCDPへ自動連携
 DialogOne®の基本機能で取得している「フォロー・アンフォローデータ」「トラッキングデータ」「アンケートデータ」等のアクションデータを日時ベースで自動連携が可能となります。これにより、CDP側でのuidデータ分析やセグメント活用が可能となります。



2)CDP側で作成したセグメントデータをDialogOne®へシームレスに連携。
  連携されたセグメントデータを「外部セグメント」として管理画面から利用可能
 従来は都度csvファイルを管理画面からアップロードしてセグメントを作成する必要がありましたが、シームレスに管理画面に反映し、ご利用いただくことが可能となりました。これにより運用の手間を軽減し、外部データの利用が簡易的に実現可能となります。

≪想定利用ケース≫
ユーザー属性 配信内容例
ID連携済みユーザー ・既存会員向けメッセージへの活用
・未連携ユーザー向けの配信(除外設定)
高頻度クリックユーザー ・商品情報の積極配信
当月誕生日ユーザー ・バースデークーポンの配信
直近1週間以内購入 ・サンクスメッセージ配信、ならびにアンケート配信


「ID連携済みユーザー」や「直近購入経験有ユーザー」など日々内訳が変動するセグメントについても、本機能を利用することで自動配信の仕組みを構築することなく、アカウント運用にも活用することができるようになります。

 

まとめ

今回は、DialogOne® Connectについてご紹介しました。ご興味お持ちいただけました際は、ぜひ担当営業もしくは、下記よりお問合せください。

今後も「DialogOne®」のサービス拡充に積極的に取り組み、企業のマーケティング活動支援のための最適なソリューションとなることを目指し、充実化に努めてまいります。
今後のバージョンアップにぜひご期待ください。

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