オンリーワンの広告効果流入計測ツールを目指す―アドイノベーション 為田様 三橋様インタビュー

 2015.08.21  adtech管理者

アドテクを中心として広告業界のトレンドについて発信をする『DAC AD TECH BLOG』。今回は、アドイノベーション株式会社プロダクト事業部Trackingグループの為田様、三橋様へのインタビューをお届けします。弊社DMP「AudienceOne」と連携した、アドイノベーション社のスマートフォン向け広告効果流入計測ツール「AdStore Tracking」のお話を中心にお伺いしました。

adinnovation_800_600

スマートフォンにおける新しいマーケティング手法を提供してい

始めに、貴社の事業内容についてお教えください。

為田:弊社は、2010年に設立致しました当初より、スマートフォンに特化した事業を展開しております。事業としては、現在大きく分けて三つをメインとし、展開しています。一つ目は、マーケティング事業です。スマートフォンアプリの売上を意識した広告の戦略、立案提案を行っています。iPhoneアプリ/Androidアプリの収益拡大・成功に繋がるアクティブユーザを最大限に獲得する施策をご提供しています。

二つ目は、メディアコンサルティング事業です。スマートフォンメディアの広告販売を最適化するためのサービスをご提供しています。広告販売戦略の策や、商品設計、販路開拓から運用業務までをフルサポートさせて頂いています。最近ですと、大型の女性向けコミュニティメディアへのコンサルティングご支援や、ビジネスメディアへのコンサルティングご支援等を始め、積極的に事業展開しています。

三つ目は、トラッキング事業です。私が所属するプロダクト開発部がこちらに該当するのですが、スマートフォンアプリに特化した広告効果測定ツール「AdStore Tracking」や、今年の5月にリリース致しました「AdStore App Tracking」の開発・提供を行っています。「AdStore Tracking」では主に広告会社のお客様に、「AdStore App Tracking」は広告主のお客様へご提供をしています。

tameda

「AdStore Tracking」はどのような経緯で開発・提供開始したのでしょうか。

三橋:弊社が設立された2010年当時は、広告出稿に紐づく形で広告効果測定ツールを提供している会社はありましたが、ツールのみを広告会社や広告主に提供している会社はあまりありませんでした。アプリのプロモーション施策を行っているものの、自社でそのようなツールを持っていない広告会社や広告主は、広告効果を可視化することが難しい状況でした。この状況に着目して本ツールを開発し、ASPサービスとしてご提供を開始致しました。

現在はどのような形で「AdStore Tracking」を提供されているのでしょうか

三橋:さきほどお話した背景がありますので、ツール単体でご提供する場合と、また弊社内の他部門のサービス提供と併せて本ツールをご提供する場合の2パターンがあります。ツール単体でご提供する場合は、広告会社にASPとしてご提供する形が多いですが、OEMの提供も行っています。最近ですと、広告主側で様々な広告会社とお付き合いしながらプロモーションの知見を貯めていきたいというニーズが高まってきているため、広告主への提供も多くなってきていますね。広告出稿と併せて本ツールをご提供する場合は、弊社事業を横断した形で、コンサルティング等含めご提案しています。

tamedamihashi

AudienceOneをはじめとする外部ツールとの連携を強化。オンリーワンの流入計測ツールを目指す

「AdStore Tracking」はDMP「 AudienceOne」と連携を開始しましたが、どのような背景から連携がスタートしたのでしょうか。また、連携することによって何が可能になったのでしょうか。

為田:今までは、アプリをダウンロードしているユーザの属性(年代、性別等)が可視化できていませんでした。アプリ内での行動遷移だけではなく、ユーザ属性も把握できれば、そのデータをもとに広告配信等の各チャネルを最適化できるのではないかと考えました。AudienceOneは、独自に収集した月間4億Cookieデータを保有しています。 そのAudienceOneのデータと、AdStore Trackingで分析・生成したセグメント情報を掛け合わせることで、ユーザの属性を分析することが可能になります。

さらに、その分析結果をもとにDSP「MarketOne」などを通じて広告配信も可能です。ユーザ属性に紐づいた、アプリ面、ウェブ面への広告配信を実現し、マーケティングROIの向上を目指します。なお、デモグラフィック情報等については、DACのデータサイエンティストと連携して分析しています。

また、今後はAoneとの連携で取得できる属性情報を更に細分化し、広告主へ提供することも考えています。例えば、ゲーム内の特定イベントを実施した期間に課金したユーザーの属性情報等です。マーケティングに活用する以外にも、アプリ内の施策にも使えると考えています。

AONEAdStore

今後グローバル展開などは考えていらっしゃるのでしょうか。

三橋:そうですね。今後は海外進出したいと思っていますし、現在既にツールのローカライズ等進めております。但し、単にツールをローカライズするだけではなく、今まで以上に計測機能を充実させることにも注力していこうと考えています。

具体的には、日本ではCPI・CPCの結果をマーケティング施策に反映するケースが多いですが、ROIで広告配信の最適化等を行えるような仕組みを作っていけたらと考えています。ユーザがアプリ内でどの程度課金したかや、アプリを一週間にどの程度起動したか等、実際のユーザアクションをマーケティング施策に反映させ、よりエンゲージメントが高いユーザにアプローチできるようなツールへ進化させていきたいですね。

tamedamihashilast

AdStore Trackingの今後の方針を教えてください。

三橋:AudienceOneとの連携もその方針の中の1つではあるのですが、引き続き外部ツールとの連携の動きを強めていきたいと考えています。

例えば、今後はプッシュ通知ツールとの連携等を考えております。「AdStore Tracking」にて、課金額やアプリ起動率等からユーザセグメントを作成し、そのセグメントに対し最適なメッセージをプッシュ通知することにより、高い販売促進効果が期待できると考えております。

その他様々な外部ツールとも連携していくことで機能を充実させ、単純な効果測定ツールではなく、広告施策からアプリ内施策までワンストップで行うことのできる、唯一無二の広告効果測定ツールを目指していきたいと考えています。

------------------------------------------------------------

為田様、三橋様、ありがとうございました。
今回ご紹介した内容にご興味を持っていただいた方は、以下よりお問い合わせください。

お問い合わせ

RECOMMEND関連記事


RECENT POST「広告主向け」の最新記事


この記事が気に入ったらいいねしよう!